台湾でUberを使おう(台湾旅行HOWTO 1)
台湾旅行でUber使ったらとてつもなく便利だったので、使い方を記しておく。
なぜUberを使うのか?市街地の移動手段としてのUber
MRT(地下鉄)の料金は日本地下鉄と比べて驚くほど安いので、駅から近い場所に移動する場合はMRTを使うのもよいが、 Uberを利用して市街地の移動一回にかかる運賃は、日本円で500円程度で、日本でタクシーを使う場合より、かなり安く利用できる。 公共の交通機関による移動も旅行の楽しみの一つではあるが、都市によっては年がら年中暑い台湾、外を歩く時間が長いと結構バテるので駅から離れた場所に移動する場合はUberを積極的に使ったほうが良いだろう。
Uberがタクシーより優れている点
- 安い
まず、台湾のタクシー運賃が何で決まっているのかわからないので単純な比較はできないが、大体東京の半額ぐらいの運賃で乗ることができる。複数人で旅行しているのであればタクシーを利用してもさして懐も痛まないが、Uberはそのタクシーよりもさらに運賃が安い。画像は台北駅から故宮博物院に移動した場合の例。10km弱でNT$214.48(約700円)しかからない。
- いくらかかるかの目安が乗車前にわかる
Uberで乗車場所と目的地を入力したのち、「見積もり料金」のボタンを押すと、おおよその料金を知ることができる。
- 行き先をあらかじめ伝えておくことができる
ホテルの名前は中国語で書かれているので中国語を学んでいない日本人が口頭で伝えるのは至難の業。またタクシー運転手のおじさんは老眼であることが多く、スマートフォンの地図を見せても理解してもらうのにかなり時間がかかる。(ちなみにUberではなくタクシーに乗る場合は、ノートとペンがあるとすごく便利です。漢字文化圏サイコー)
- クレジットカード払いできる
その都度現金を用意する必要がないため、両替の手数料・手間が省ける。
- 領収書がメールで送られてくる
複数人で旅行している場合は、その場で領収書をもらって割り勘、という作業をしなくてもあとでまとめて清算することができる。
Uberを使うための準備(スマートフォンとSIMの準備)
当然のことだが、Uberはアプリで車を呼び出すので、SIMフリーのスマートフォンと現地で契約したSIMが必ず必要になる。 大手キャリアで契約した場合は、スマートフォンにSIMロックがかかっているので、ショップであらかじめSIMロックを解除しておこう。
台湾で利用できるSIMは、旅行者向けの安価なものが空港などで売られているので、それを買うとよいだろう。最大手の中華電信のものがおすすめだ。2016年5月現在だと、5日間でTWD300(日本円約1000円)でデータ使用量無制限という大盤振る舞い。 ( 買う場所と価格はこのページに掲載されている。 https://www.twgate.net/prepaidcard/product_jp.html のAプランを選ぼう。Bプランはたくさん通話ができるプランだが、旅行中に自分から電話を掛ける可能性はまずない。)
使い方のコツ
片道2車線でUターンが容易でないような場所や、タクシーの停車場・バス停近くなど一般車両が停車できない場所は避けたほうが良い。出発地点は、なるべく交通量の少ない通り(あまり細かい道だと車が入りづらいので、そのへんバランスを考える必要はあるが)がよいだろう。
乗車場所のピンを立てる際には、道の左右が明らかになるように立てておこう。運転手は、ピンの配置で道のどちら側に客がいるのかを判断している。
タクシー・バスを使ったほうが良い場合
まず、市街地を離れるとほとんどいない(九份、市街地からさほど離れていない故宮博物院でもあまり見つからない。) 行きたい観光地が市街地から離れている場合は、だいたいの場合専用のバスが運航しているので、それをおとなしく使ったほうが楽に移動できるだろう。
クーポンを使って割引を受けよう
台湾の電話番号を使ってアカウントを取得した後、TWD100のクーポンを受け取ることができる。ぜひ使うようにしよう。 クーポンがもらえるプロモーションコードは、 「 kev8us9tue 」(URLだと
https://www.uber.com/invite/kev8us9tue
)同行している旅行者が複数いる場合は、全員がユーザになってクーポンコードを利用すれば、その人数分だけ割引を受けることができる。