hamadata's diary

エンジニアのブログ

ドイツでモバイル通信

4/27から5/7まで,オーストリア,チェコ,ドイツに旅に行ってきた.
今日日の携帯電話は海外に持って行っても使えるが,通話料もパケホーダイも鬼のような金額なので,長期の旅行で使い続けるのは私の財力では無理.というわけで,ウェブサイト(http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1003/10/news088.html)を参考にSIMを買って海外でケータイを使えるようにしてみた.参考までに,手順をまとめておく.

(ちなみに,ドイツのStarbucksは,Free Wi-Fi Spotになっているので,ちょこちょこ使いたいだけならそっちに行くほうがお得かもしれない.フランデンブルク門の真ん前にもありました.)

ドイツの家電量販店で有名なのは,SaturnとMedia Marktらしく,どの大都市でも見かけることができた.日本のヨドバシカメラと同様,店舗内にはいろんなキャリアのカウンターがあって,そのカウンターの椅子に座っていると,店員のオッサンが接客してくれるというシステムになっている.その横では,電話とSMSの機能がついただけの安価なケータイが,箱がばらばらとセール品のカートに積み上げられて販売されていたので,ちょっと衝撃を受けた.

オッサンが,「どういうプランが欲しいの?」と聞いてきたので,「旅行者なので,Internetと電話ができるSIMカードをプリペイドで買いたい」と答えると,なにやらプランがごちゃごちゃあると説明してくれた.あんまりよくわからんかったが,Internet-Mというプラン(300MBの通信が可能) にした.ドイツに銀行口座もってるかと聞かれたが,ないと答えると,うーんと唸った後,パスポートを見せるように言われる.書類にパスポートの番号やら生年月日やらの個人情報を書いて,何枚かの書類にサインする.書類を書き終えると,「レジで15ユーロ分チャージしてきてください」と言われた.レジで並んで,15ユーロチャージしてください,といってチャージしてもらう.SIMカードの手数料とかこみこみで20ユーロぐらい払う.
(キャンペーンかなんかよくわからないが,2枚SIMを買うと5ユーロ割り引きになったみたい?よくわからん)

チャージしてもらって,レシートを持って再度携帯電話のカウンターに戻ると,SIMカードを挿し込んでInternet-Mの契約をする手続きをしてくれた.チャージした料金分の一部をその契約に振り替えるようなことをやるらしい.ここで端末の言語をドイツ語に変えておくと,設定をスムーズにやってもらえる.

Android端末だったので,SIMカードを差し替えると,Googleアカウントの認証とAPNの設定が必要になる.APNの設定を忘れていて,しばらく悩んだ.APNの設定をしていないと,電話とSMSしか使えない.APNの設定については,国名・キャリア・APNでググルと設定が出てくる.くわしくは,その先のページを参照.f:id:hamadata:20110508195402j:image:w360

写真は,SIMカード.スリットが入っていて,microSIMにもできるということらしい.私が持っていったのはIDEOSだったので,動作については未確認.iPhone4以外でmicroSIMってあったっけか?

追記:先駆者がいたようです. http://d.hatena.ne.jp/yanagi_dirigent/20101031/1288476424