hamadata's diary

エンジニアのブログ

Dropboxで容量を5Gまで増やすハック

Dropboxの無料で使える容量はたしか2GBぐらいが最大だったはずだが、これがなんと5.X GB(まだ最大までは試していない)に増えるハックがあるというのでやってみた。OSXでやったけど、たぶんWindowsでも同じことができるはず。

やり方の詳細は以下。
1. 下記のURLのバイナリをダウンロードする。

http://forums.dropbox.com/topic.php?id=53104&replies=751

2. バイナリをインストールして、設定項目のEnable Dropbox camera importをチェックする

f:id:hamadata:20120205201228p:image


3.デジカメの写真を入れたSDカードをPCに挿して、Dropboxでインポートする画面が出てくるのを確認する。(一応、DCIMという名前のディレクトリをつくって、そこにjpgをいれた)

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4.画像の合計ファイルサイズが5Gを超えていれば、勝手にDropboxの容量が増えていく。

いつまでこのハックが可能か分からないので、みなさんお早めに!

Black Friday Sale!

Black Fridayは、アメリカで感謝祭が始まる(以下略
そんなわけで、Web上で見かけたセールの一覧をここに掲載しておく。プログラマおよびオタク以外はいっさい関係なし。

Apress
The Amazing Apress Cyber Monday Sale!
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Only $15.00
All day Monday, 11/28/11

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It’s that time again. One day only. But hurry, you have to place your order on Friday only, November 25, 2011 and use the coupon code "turkey."

Parallels Desktop
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AIR JAMとオーディオの歴史

なにやらtwitterやらの情報によると、先週末にAIR JAMが開催されたらしい。

Wikipedia情報によるとGROWING UPが発売されたのは1995年となっているから、今からもう16年も前のことで、僕はまだ中学校に入ったばかりかそれぐらいだった。Blankey Jet Cityもまだ解散していなかった。

その頃、兄弟が持っていたカセットウォークマンは、SONYのオートリバース(死語)つきの、平べったいNi-MH電池を入れるタイプの結構高級なモデルで、たしか値段は4万円ぐらいだったと思う。高級でないパナソニックのモデルなんかでも、たしか2万円台で売られていた時代だ。中学校時代の記憶をたどってもMDについての記憶が全くと言っていいほどないから、たぶんまだ普及はしてなかったんだと思う。

高校に入った頃になると、徐々にMDが普及しはじめて、自分の部屋にもSHARPのMDデッキが導入された。KENWOODのポータブルMDプレーヤも買った。乾電池を入れるタイプで、12800円とかそんくらいの値段だった。MDの時代も、やっぱりトップブランドはSONYで、SONYのディスクサイズのプレーヤはたしかまだ3万円近くしていて手が出なかった。トランジスタ技術には、ぼちぼちとmp3プレーヤの自作記事が掲載されたりしていた。

大学に入ると、RIOのmp3プレーヤを買った。まだ、ポータブルのmp3プレーヤは64MBとかが主流で、どっちかというとオタ向けのデジタルガジェットとして取り扱われていた。そもそもSDカードなどという高尚なものもほとんど普及してなかった。

大学に入って少しすると、AppleiPodなる超絶高級プレーヤを発売した。値段はたしか、5Gで5万円ぐらいだった。当然貧乏学生(といってもアパートに風呂がついてないぐらいでそこそこいい生活をしていたんだが)が買えるような値段ではなかったし、そこまで魅力的な商品だとも思わなかった。

少しすると、iPodもいくらか値段が下がり、バックライト付きの第三世代になってから、やっと買ってみる気になった。値段は、10GBで2万円台後半ぐらいだったと思う。まだ、持っているひとはほとんどいなかったので、見せびらかすという用途では、結構すばらしいガジェットだった。自分の持っている音楽データをごっそり全部持ち歩けるという価値観はこのときに初めて生まれた。

今手元にある、iPhone4は6万少々したから、昔の一連のプレーヤと比べてもそこそこいい値段はしているが、ただ音楽再生機能だけが欲しいのなら、iPod nanoにしておけば8GBのモデルが1万何千円かで手に入るし、その重さは多分カセットテープよりも軽い。僕の生きた時代はほぼバブル終了後で、景気のいい話も聞くことはなく、失われたナントカであったわけだが、その当時に身の回りにあったものをちょっと振り返ってみると、日本の製造業にとってはまだずいぶん景気の良い時代ではあったのだろう。

あと、最近ではソニーの発売するデジタルガジェット全般のなんとなくいけてない感じがなんだか悲しいが、そもそもほかの国産ブランドについて言えば、ヨドバシカメラに言っても目にすることすらないのと比べれば、まだずいぶんましな位置にいるのは間違いない。ソニーのオーディオ機器はまだ専用の場所にディスプレイされているわけだし。

ノンプログラマ向け Webからのデータ抽出 やり方リンク集

最近、あちこちで「ウェブ上のデータをエクセルかCSVの形式でまとめたい」という相談を受けるので、やりかたのリンク+αの情報をまとめておく。

  • Google Docs: GoogleDocsには、importXMLなる関数が用意されている。URLとhtmlのタグの検索パターンを入力すると、セルにそのタグで囲われた内容を直接取得できる。欠点として、昔ながらのテーブルばっかりのページだと抽出条件を設定しづらいのと、文字コードがShift JISだと文字化けしてしまう。Javascript正規表現のマッチングとかかけれるみたいだけど、詳細不明。あんまりよいドキュメントはない。


  • Google Refine: Google Refineは正規表現でフィルタかけたり、特定の文字で列分割したりと、スクリプト言語っぽい機能がいくらかくっついているの。HTMLから特定のパターンを抽出する、といった用途では最強。value.split(文字列の分割)の関数さえ覚えておけば、結構複雑な処理が可能。リンクは、Wikipediaのソースからデータ抽出をするチュートリアル。英語だけど、手続きを理解するだけなら十分。


  • Excel: HTML云々関係なしに、空白文字で分割された表みたいなテキストデータをExcelに取り込む場合は、Excelの標準機能で”インポート>テキスト"を選択すればOK。Excelで取り込みやすい形式なら一番楽。

需要があったら、詳しく書きます。

[追記] 
Google Refineはオープンソース化され、Githubに公開されている。
github.com

みんなソフトバンクはやめてドコモの回線でiPhone4を使おう.

最近,携帯電話をガラケー+iPhoneの2台持ちにした.
料金的にもお手頃なので,おすすめ.どういう使い方をしているかをまとめておく.

ここで買うと,大体日本で買うのに比べて,プラス1万円ぐらいでiPhone4を手に入れることができる.SIMロックがかかっていないので,海外旅行中も,現地でプリペイドのSIMを買えば電話もネットもできる.

  • b-microSIM U300を使う.

U300は速度は300kとちょっととろいものの,メール,twitter,電車の時間を見るぐらいなら上等だ.回線帯域が必要なサービスはそもそもソフトバンクの回線でもキツイことが多いから,ソフトバンクの回線を使うメリットはあんまりない.さらに,b-mobileだと,テザリングも可能だから,PC持ち歩いて外でちょこっとネットをしたいときなんかに便利.設定も日本通信のページに詳しく書かれているので,そのへんはあんまり悩む必要なし.

  • 上記の使い方で2台持ちするメリット
    • 料金が安くなる.U300でiPhoneを使うと,パケット通信料金が定額になる.普段連絡を取り合う人たちはだいたいtwitterでフォローしあっているので,ダイレクトメッセージをつかえばほとんど携帯のメールの機能を代替することができる.携帯電話で普段電話をかけることもあまりないので,今では最安のプランでも無料通話が余る様になってしまった.U300の維持費は月2500円いかないから,ガラケーパケット定額を使うよりはるかに安くあげることができる.
    • 電池のもち iPhoneは電池の減りが異常に速いので,一台で一日持たせるのは心もとない.
    • ワンセグチューナ 携帯電話のワンセグチューナは普段は使うことが殆ど無いが,こないだの地震のときには,ずいぶん情報収集の役に立った.なんだかんだで,ついていたほうがいざというときに便利ではある.iPhoneにはついてないんで,ガラケーは一台もっておきたい.

というわけで,みなさんiPhoneに乗り換えるぐらいならガラケー+iPhoneの2台持ちのほうが便利ですよ.

ドイツでモバイル通信

4/27から5/7まで,オーストリア,チェコ,ドイツに旅に行ってきた.
今日日の携帯電話は海外に持って行っても使えるが,通話料もパケホーダイも鬼のような金額なので,長期の旅行で使い続けるのは私の財力では無理.というわけで,ウェブサイト(http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1003/10/news088.html)を参考にSIMを買って海外でケータイを使えるようにしてみた.参考までに,手順をまとめておく.

(ちなみに,ドイツのStarbucksは,Free Wi-Fi Spotになっているので,ちょこちょこ使いたいだけならそっちに行くほうがお得かもしれない.フランデンブルク門の真ん前にもありました.)

ドイツの家電量販店で有名なのは,SaturnとMedia Marktらしく,どの大都市でも見かけることができた.日本のヨドバシカメラと同様,店舗内にはいろんなキャリアのカウンターがあって,そのカウンターの椅子に座っていると,店員のオッサンが接客してくれるというシステムになっている.その横では,電話とSMSの機能がついただけの安価なケータイが,箱がばらばらとセール品のカートに積み上げられて販売されていたので,ちょっと衝撃を受けた.

オッサンが,「どういうプランが欲しいの?」と聞いてきたので,「旅行者なので,Internetと電話ができるSIMカードをプリペイドで買いたい」と答えると,なにやらプランがごちゃごちゃあると説明してくれた.あんまりよくわからんかったが,Internet-Mというプラン(300MBの通信が可能) にした.ドイツに銀行口座もってるかと聞かれたが,ないと答えると,うーんと唸った後,パスポートを見せるように言われる.書類にパスポートの番号やら生年月日やらの個人情報を書いて,何枚かの書類にサインする.書類を書き終えると,「レジで15ユーロ分チャージしてきてください」と言われた.レジで並んで,15ユーロチャージしてください,といってチャージしてもらう.SIMカードの手数料とかこみこみで20ユーロぐらい払う.
(キャンペーンかなんかよくわからないが,2枚SIMを買うと5ユーロ割り引きになったみたい?よくわからん)

チャージしてもらって,レシートを持って再度携帯電話のカウンターに戻ると,SIMカードを挿し込んでInternet-Mの契約をする手続きをしてくれた.チャージした料金分の一部をその契約に振り替えるようなことをやるらしい.ここで端末の言語をドイツ語に変えておくと,設定をスムーズにやってもらえる.

Android端末だったので,SIMカードを差し替えると,Googleアカウントの認証とAPNの設定が必要になる.APNの設定を忘れていて,しばらく悩んだ.APNの設定をしていないと,電話とSMSしか使えない.APNの設定については,国名・キャリア・APNでググルと設定が出てくる.くわしくは,その先のページを参照.f:id:hamadata:20110508195402j:image:w360

写真は,SIMカード.スリットが入っていて,microSIMにもできるということらしい.私が持っていったのはIDEOSだったので,動作については未確認.iPhone4以外でmicroSIMってあったっけか?

追記:先駆者がいたようです. http://d.hatena.ne.jp/yanagi_dirigent/20101031/1288476424

Rails3とRails2の共存

gemを使って特定のバージョンのrailsをインストールができる。
Rails 2.3.5で開発していたサーバのrailsに、2.3.5と3.0.0の両方をインストールしたら、Passengerが、gem railsが無いとエラーを吐いて立ち上がらない。

sudo gem uninstall actionpack --version ">3.0"

と3系のgemを全部アンインストールしてみたら、とりあえず元の挙動に戻った。ちなみに、Passenger自体は最新のものにアップデートしても問題ない。